レシピ
まず、空を用意します。次に雲を空に拡げます。 空と雲が同じくらいになるようにします。 雨雲はいけません。薄くたなびいているものにしましょう。 雲が流れていくうちに、夕陽で茜色になった空が見えます。 それが夜のはじまりの合図です。 薄暗くなってきて影もなくなるくらいになったら空に月を飾りましょう。 形はお好みです。どのような月でも構いません。 月明りが曖昧にぼうっと照る頃になったら、その月明りで空に星をつくります。 偏りのないように空一面につくります。暖かいものや冷たいもの、ひときわ輝くものなどいろいろな星があった方がいいでしょう。 星座をつくったならば名前をつけておくのも忘れないようにしましょう。 やがて夜が落ちてきて、じわりじわりと静かになってきます。 本当に静かになったとき、目を閉じましょう。 そうしたら夢の中だけで完成です。