【CD感想】ワルツを踊れ / くるり
くるり7作目のオリジナルアルバム。テーマは『ロックとクラシックの融合』で、ウィーンでレコーディングされた。岸田さんはクラシックの素養も深く、ロックとうまく融和させて、ゆったりとした心地良い曲が多め、くるりの中でも好きなアルバム。
1.ハイリゲンシュタッド ★★★☆☆
短いインストゥルメンタル。
2.ブレーメン ★★★★★
好きな曲。あたたかいストリングス、童話のような歌詞。最後のサビのあとに鳴るタカタッタカタッタカッタって速い音が馬の走るときの音みたい。
3.ジュビリー ★★★★★
シングル。ここまでの3曲でアルバムと言い張ってもいいような流れ。終始オーケストラサウンドが流れている。アウトロの長い曲で、そこではより壮大なオーケストラサウンドが響く。
4.ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド ★★★☆☆
心の中のシャボン玉という意味。
これまでと一転して激しめの曲。歌い方がすき。
6.レンヴェーグ・ワルツ ★★★★☆
ゆるりとした優しい曲。
7.恋人の時計 ★★★★☆
かわいい曲。ずらずらという擬音語が面白い。
8.ハム食べたい ★★★★☆
ストリングスなし。最後のハム食べたいのイライラしている感じがお気に入り。
9.スラヴ ★★★★☆
ステップを踏みたくなるようなリズムの曲。最後は追いつめられるようにアップテンポになってストーンと終わる。
10.コンチネンタル ★★★☆☆
暗くなったら五千万分の一から
六だけ引いて計算すればいい
それを七掛け十二で割って
君たちはなきながら理解に苦しむ
という意味の分からない歌詞が印象的。
11.スロウダンス ★★★★★
後ろのしゃんしゃんがかわいい曲。少し寂しくて、少し切ない、これもくるりのお気に入りの曲です。やっぱりくるりはなんでもないような曲が良いんです。くるりは音楽って良いなあと思わせてくれます。
12.ハヴェルカ ★★★☆☆
ハヴェルカとは有名な喫茶店のこと。
13.言葉はさんかく こころは四角 ★★★★★
ほんのりとした温かさを持った歌詞でふんわりとした曲。個人的にはアルバム随一の名曲。
14.ブルー・ラヴァー・ブルー ★★★★☆
遅い曲。初回盤にはこの曲が入るけど、言葉はさんかく こころは四角で終わったほうがきれい。
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (603件) を見る