【CD感想】TEAM ROCK / くるり
打ち込み系のサウンドが目立つアルバムで、タイプの違うシングル曲3つが際立って良いです。なんだかんだくるりはシングル曲が突出しているな、と感じさせられるアルバム。また、『ばらの花』と『リバー』に挟まれた『迷路ゲーム』も浮遊感を持たせたサウンドの方向性として個人的にお気に入りな曲です。中盤までは退屈してしまうときもありますが、『トレイン・ロック・フェスティバル』以降の流れが綺麗。完成度は『THE WORLD IS MINE』には及びませんが、ポップな雰囲気もあって聴きやすいと思います。
1.TEAM ROCK ★★★☆☆
2.ワンダーフォーゲル ★★★★★
1曲目は半分おふざけな感じですが、そこからガラっと変わってアップテンポなこの曲。、何回も聴いていると、最後のサビが長いなあと感じるときもあります。
3.LV30 ★★★★☆
4.愛なき世界 ★★★★☆
5.C'mon C'mon ★★★☆☆
6.カレーの歌 ★★★☆☆
7.永遠 ★★★☆☆
8.トレイン・ロック・フェスティバル ★★★★☆
短くて良い。
9.ばらの花 ★★★★★
これはやっぱり何回聴いても良い曲です。電子音とベースの絡まりが聴いてて一番気持ちいい。僕はサビよりむしろAメロが好きです。タイトルはバラでも薔薇でもなくて、ばらなのが良いんですよね。
10.迷路ゲーム ★★★★★
『リバー』と共通するような淀んだサウンドが至高です。『リバー』とはもちろん雰囲気が違いますが、『リバー』の底面にある空気感はこの曲とかなり一致するところがあるように感じられて、より一層この曲が好きになりました。
11.リバー ★★★★★
カントリー調で気楽に歌う、くるりの名曲だと思います。『遠い夜明けよ 泣き言聞けよ』が好き。くるりはこういうあっさりした曲が一番好きです。『五月の海』、『さっきの女の子』しかり。