らうんどあばうと

ラウンドでアバウトでランデブー

【2019/4/29】

虚しい。自分が本当に嫌だ。今日も座っているだけで夜になる。青空が綺麗とかどうでもいい。空虚を埋めようとするそれも結局のところ空虚。

生まれて、人間としてのほとんどを苦痛の中で過ごし、そしてひどく惨めに消えるというのは、生きることそのものが間違っていることを表しているのだとしたらただそれだけで無様だ。

個人性は相対性から発生し、またそれによって消失が避けられない。

何かを手に入れるとは、何かに空虚を感じることだ。だが何かに空虚を感じることが何かを手に入れたことの証左にはならない。

一切の空虚を伴わない真の幸福とは絶対性の内にのみ存在し、この相対性の上からでは例えば権力、物質、優越などは何もかも自らの惨めさから目を逸らしているに過ぎない。つまり人間が本質的に満足するためには人間が作ったものによってではあり得ない。これを発展させたものがもしかしたら仏教でいう悟りなのかもしれないが興味無い。ていうかどうでもいい。

だから僕は人間をやめたいってわけ。それこそ目を逸らしているに過ぎないって意見は一理あるね、相対性の上では。