らうんどあばうと

ラウンドでアバウトでランデブー

【2019/2/27】

今日あったことを書くなんて日記みたいで嫌だけれど。

PさんとQさんとVさんと夜ご飯を食べに行った。僕が一番後輩だった。4月には4人中3人がここを離れる。もう会わないという人たちでもないけれど、きっと、こうやって夜ご飯を一緒にすることはもうないと思う。食事中、僕はなんで今ここにいるんだろう、という思いが頭から離れなかった。感傷なのだと思った。僕がこうやってこの人たちとご飯を食べているのは、単純な感傷に過ぎないのだと思ってしまった。こんなことを考えてしまう僕はやっぱり冷酷な人間なのか、と悲しくなった。楽しくなかったわけじゃない。でも、僕はこの人たちがどんな人間かをほとんど何も知らないのに楽しくなるのは、つまり、感傷なんだろうな。僕は今日もよく分からんことを言った。自分でもよく分からんことを言った。僕は変な人間、ずっと言われ続けてようやくはっきりと自覚できた、だからどうやってもグループの中では変な人間の立ち位置になってしまうけど、よく分からんこと言って笑ってくれたらちょっとは嬉しい。僕はキャラなんて言葉が大嫌いだ。小学生の頃は、~くんはバカキャラ、~さんは真面目キャラ、そういう言葉をよく聞いた。僕はその"キャラ"という言葉に対してなんとなく違和感があった。集団の中での役割を演じているだけなのに、そんなキャラなんて言葉を付けて分類するのは滑稽だ。もちろん小学生の頃にこんなことを言葉として思っていたわけではないけれど、ぼんやりとした違和感はあったし、僕自身はキャラなんて単語を使って他人を分類することはしなかった。さて、僕は変な人間キャラなのだろうか。集団の中でおかしな人間という立場を演じているに過ぎないのだろうか。考えると分からなくなる。分からないことだらけなのに、もっと分からなくなる。僕はやっぱり自分が嫌だ。僕は今日もよく分からんことを言っていたんだよ。頭の中は散らかって忙しいのにへらへらしてる自分が嫌だ。別に大事なものじゃないのに必死に隠して、すぐにばれるような嘘を笑ってもらって、それで満足している自分が嫌だ。なあこんなことって書かないほうが良いのかもしれない、でも書いてしまった。じゃあ、これも感傷、か。