【2020/3】
「すべき」という文言。大抵は個人や組織の感想及び提案程度の意見であって無視すべきなのである。今月も移動が多く時間の無い一ヶ月だった。駄目だったこともあるが駄目になったらなってしまったで全然気落ちしないのはどうなんだろう。目を合わせることが求められる場面になるとどうしても普段の不慣れさが露見してしまう。すると自分の言っていること全てが嘘のように感じられて僕の目は偽りを隠し切れなくなる。相手は人間でこれまで人間の目を見てきた人間であるのだから目から伝わってくる秘匿に勘付くことが容易である。こうなると口は無力になる。何も喋ってないのと同じである。そして駄目になる。なぜなら彼にとって相対している僕は違う種類のものだから。初めはちょうどよく混在していた空気が徐々に塊を組み始めてこちらに押し寄せたようになる。まるで面会室のように隔たる。無意味な夜更かしは本当に無意味。4月になる。
【CD感想】夕焼けバラッド / 夕焼けランプ
ピアノ主体のバンドの7曲入りミニアルバムです。子供のような声が特徴的で、曲も楽器よりボーカルの方に重点が置かれているように感じました。あまり好みのアルバムではありませんでした。随分前に聴いたアルバムですがこれ以外には聴いたことがありませんので、『天球』も聴いてみたいです。この声ですので、童謡チックな曲があったら良さそうです。このアルバムは変に良い曲を作ろうとしている感じがあり、演奏も淡泊でした。ギターが無いので、ピアノソロが入ったものも聴いてみたいです。
1.時をこえて ★★★☆☆
2.てのひら ★★★☆☆
3.夏の通り道 ★★★☆☆
4.sun set lamp ★★★☆☆
5.波をぬう 風よ 手よ ★★★☆☆
6.手紙の唄 ★★★☆☆
7.また会えるね ★★★☆☆
【詩】香水:銀色の空気
憶えてはないでしょうね。ずっと前のことで雨の日だったから憶えているはずないもの。からっと晴れて気持ちの良い日に起ったことしか憶えてないんだから、いつも……。大人になってしまうと不思議なものね。そうよ、おかしなものよ、大人になるってことは。幼いときに想像していたことは何ひとつ甲斐が無かったわ。どんな想像だったかは思い出せないけれど、そういうものだったことは分るの。でなければ思い出すはずだから。私は思うの。思い出せない過去は未来なんだ、って。そう思うの。思い出せない想像のどれもが未来なの。だから思い出せないのね。未来のことを憶えているなんておかしいもの……。たくさんの人がいてたくさんのことを考えている。言葉にできること、できないこと、しようとしないこと。記録に残ること、記録に残らないほとんどのこと。時間なんて大して意味があるものじゃない。海、岩、砂漠、森、大陸……。今もどこかで私のことを待っている人がいるの。風の強い雨の日に、手足を冷たくしながら私のことを待っている。どこで待っているかはどうしても分らない。そろそろ行かなきゃ。行ったら本当のことが分るかしら。いいえ、分らなくてもいい。眠りに落る前の素敵な思いつきは朝になれば銀色の靄になっている……。
【CD感想】Tarantula / Ride
Rideの解散前最後のアルバムです。これまでと比べるとポップでサラッと聴ける反面、初期のアルバムと比べると印象に残りませんでした。サクッと聴けるので意外と好きなアルバムではあります。
1.Black Nite Crash ★★★★★
ギターサウンドが迸ってます。
2.Sunchine / Nowhere To Run ★★★★☆
3.Dead Man ★★★★☆
4.Walk on Water ★★★★☆
5.Deep Inside My Pocket ★★★★☆
6.Mary Anne ★★★★☆
7.Castle on the Hill ★★★☆☆
8.Gonna Be Alright ★★★★☆
9.Dawn Patrol, The ★★★☆☆
10.Ride the Wind ★★★☆☆
11.Burnin' ★★★★★
12.Starlight Motel ★★★★★
メランコリックで良い曲。僕はこのリズムの曲が好きなんだなあ。
13.Nothing Lasts Forever ★★★☆☆
14.Slave ★★★☆☆
15.Trip Down Ronnie Lane, A ★★★★☆
【2020/2】
2月は31日まで延ばしてほかの6月とか10月ぐらいを短い日数で終わる月にしてほしい。コロナウイルスは別になんでもないものだと思っていたが存外に影響が甚大であって辛苦は続く。移動が多い月で、飛行機新幹線に多く乗った月だった。体力が削られそのせいで何もやろうとできずにたくさんのことを放置している。新幹線の臭いはバスのそれよりは増しだがあまり好きでない。花粉症の気が少しあるのだがマスクが入手しづらく困っていた。この前ひとつ手に入れたので来月の間は安心できそうである。何もせずにバカみたいな毎日それをまだまだ。何も書けない、何も考えてないんだから。当り前だろう。今はこうして歩いているがそれは実際どの程度歩いているんだろうか。分っている。とにかく進めばいいこと検討は不要なこと。確かに左足は動いているし次に右足も動いているがおかしなことではないと信じることができるだろうか。冷たい空気に正面から当たり意味もなく出歩くことに意味はない。飽和するのは当然だ。一通りの考え方しか持ってないんだから。
【CD感想】Tarkus / Emerson, Lake & Palmer
表題となっている1曲目は20分超の大作です。これ以外はうーん…といった感じでした。このアルバムはオーケストラアレンジされたCDも発売されているようです。そのうち聴いてみたいですね。
1.Tarkus ★★★★★
2.Jeremy Bender ★★★☆☆
3.Bitches Crystal ★★★☆☆
4.The Only Way (Hymn) ★★★☆☆
5.Infinite Space (Conclusion) ★★★☆☆
6.A Time And A Place ★★★☆☆
7.Are You Ready Eddy? ★★★☆☆
- アーティスト:LAKE & PALM EMERSON
- 出版社/メーカー: R M
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: CD