らうんどあばうと

ラウンドでアバウトでランデブー

【CD感想】刹那 / 小沢健二

廉潔な楽曲が多く、しつこさがなくて何回でも聴けるアルバム。アルバム未収録楽曲から構成されていますが、それでいて9曲の統一感があって全体として完成度が高くて好きなアルバムです。曲順の配置も好みで、タイトルとのシナジーでアーティスティックな雰囲気が際立つアルバム、まさに『ラブリー』。『いちょう並木のセレナーデ』はライブ版でこれもまたグッド。


1.流星ビバップ ★★★☆☆


2.痛快ウキウキ通り ★★★☆☆


3.さよならなんて云えないよ(美しさ) ★★★★★

サビも良いですが、何より光が差し込んでくるようなCメロが良いです。


4.夢が夢なら ★★★★★

太陽光を反射して輝く埃まで見えるような情景が浮かぶ綺麗な歌詞が良いです。『爽やかな冬の酔い』、素敵です。


5.強い気持ち・強い愛 ★★★★★

無敵!な感じですね。時代性があります。


6.それはちょっと ★★★★☆

ストリングスが入ってオシャレ度アップです。ストリングスはバラードに入って感動を誘うように入れられることも多いですが『強い気持ち・強い愛』同様にこのような使われ方も良いです。


7.夜と日時計 ★★★★☆


8.いちょう並木のセレナーデ ★★★★★

感傷的で寂寞とした美しい曲です。


9.流星ビバップ ★★★☆☆

ラストは短いインストゥルメンタル


刹那

刹那