らうんどあばうと

ラウンドでアバウトでランデブー

【2019/4/8】

近頃思うのは生活にメリハリをつけるだけ、何をするわけでもなく、それだけで充実感が生まれるだろうということ。僕にゃできん。

日常におけるある場面からまた別のある場面に移る空白のような時間が苦手なんだよな。例えば、1日の授業が終わって放課後へ移る時間、それも特に新年度で知らない人間が多い時期の、そして順番に従って進行するそれぞれのイベントの間の時間。一つ目の例だと、僕はすぐに居残るわけでもなくすぐに教室を出るし、二つ目の例だとその場を離れてトイレに行ってみたりしてきた。あの時間が苦手だ。これもまた僕の大きな欠点なのだろうなあ。あの時間を避けてきたせいでどれほど損をしただろうか。あの時間って実はかなり貴重で、きっとその場にいる人間の多くがお互いに関係を持ちたいと思っているはずで、そこで新しい関係を築くことが後々に大きな意味を持つようになるかもしれない。そんなことは分かり切ったことだし、しかもほとんどの人が同じように分かり切っていて、待っている人もいるだろうに、僕はそうできない。子供の頃はこんな感じにやり過ごしてても関係は自然とできてきたけれど、だんだんと年を重ねるにつれてわざわざ僕と関係を持つ人間も減ってきて、いや、単純に会話をするような人の数が目に見えて減ってきたわけではないけれど、僕と話したくて話しかけてくる人は減ってきた。それは当然で、年を重ねるにつれ、環境が変わるにつれ、関わる人間が増えていくにつれ、僕のような人間と関わる理由が無いからだ、去る者は追わず、そうしなきゃみんなやっていけなくなるからね。だから仕方ない。こういった小さなことが積み重なって僕と言う人間に価値が無いのだと決定づけられるのだろう。あーこんなことで辛くなるなんて友達が出来なくて悩んでいる中学生かっちゅーの、この年の男が考えるようなことじゃないで。どれだけ自分で自分を嘲ってみても何もかわりゃーしません。