【CD感想】魂のゆくえ / くるり
くるりの7thアルバム。コンセプトはなく、色々な曲が集められている。地味なアルバムに分類されがちだけど、かなり好きなアルバム。全体として低いところで安定しているといった感じ。ピアノが多用されていることも印象的。#7さよならリグレットまでの流れ、そこから#11魂のゆくえまで、そして終わりに向かっていく最後の3曲。きれいにまとまっていると個人的には思う。
1.LV45 ★★★★☆
LV30からレベルアップしている。割合に重厚。
2.愉快なピーナッツ ★★★★☆
シングル。鳴り続けるギターの音がいい。シングルの中では地味さが否めない。
3.太陽のブルース ★★★★★
くるりらしいと言っていい落ち着いた曲。
4.夜汽車 ★★★★★
カントリーちっくな曲。軽快でポップさもあり、ピアノが心地良い。
5.リルレロ ★★★★☆
アルバムの中にありがちな変な曲。ディストーションしている。
6.つらいことばかり ★★★★☆
ピアノが主役の曲。間奏のピアノがノッている。こういう歌い方もときどきしますね。
7.さよならリグレット ★★★★★
シングル。優しく、美しい曲。すき。これもピアノがきれい。ピアノって弾き方で全然違う表情を持ててすごい。
8.かごの中のジョニー ★★★☆☆
ジョニーってハイウェイにも出てくるけど、いったい誰?
9.Natsuno ★★★★☆
シンプルな曲。夏の切なさが思い浮かぶ。
10.デルタ ★★★☆☆
デルタは鴨川デルタのことかな?
11.魂のゆくえ ★★★★☆
踊るようなピアノが前面に押し出された、アルバムのタイトルにもなっている曲。楽しげ。
12.ベベブ ★★★☆☆
13.背骨 ★★★★★
実質アルバムラストの曲。重厚なロックナンバー。後半の歪んだギターがアルバムを締めるのにふさわしいものとなっている。
14.三日月 ★★★★★
シングルで、ボーナストラック。しっとりとしたピアノが入っているおかげで、哀愁、そして風情のある曲。ボーナストラックだけど、アルバムの中だと一番好きな曲。