【詩】スーベニア

行きなのか帰りなのか
ひとり佇んで前向ける
この風は春風で
揺れる緑は音もなく

傷つけて　奪って
裏切って　嘘ついて
分からないあれこれや
分かり合えないだれかれや
忘れながら生きているよ

夕焼け空にひこうき雲
殺した記憶は影になって
踏まないように気を付けるからね
こんなこともまた忘れるけれど
堂々巡りなら迷わないよ
下向いてでも歩いていける気になったよ

おまけ

ラヴヘブン

あっぷっぷー　あっぷっぷー
ここじゃ息ができないヘブン
ほとんど沈んでるヘブン
ぶんぶんぶん　ぶんぶんぶん
はちはとぶんです
にんげんだってとぶんです
言い分なんてありません
寡聞にして存じません
鬱憤晴らして接吻してよ
これで当分いい気分
古文漢文分かりません
現代文も分かりません
あと5分　あと5分
間に合わない　間に合わない
自分の中じゃ内紛続き
差分とったら7
少しだけ幸せさ

随分遠くまで来たもんだ
余分なもんまできれいなもんだ
あなたと2人でやまびこに笑いたい
スプーン2つで半分こ
ここだってヘブン　明日だってヘブン
多分ヘブン　多分LOVEん
LOVEんヘブン