【CD感想】森は生きている / 森は生きている
森は生きているのセルフタイトルアルバム。モノクロームな雰囲気が懐かしさを帯びていて、幻想的でもあります。曲名や歌詞を見る限りどこか衒学的だなと思っていたんですが、聴いてみたら朝方の霧がかかっている時間帯のような魅力があります。結構好きです。前半の曲は印象に残りませんでしたが、『日傘の蔭』、『日々の泡沫』はかなり好きです。決してシンプルではないと思うんですが、目立つ音はしっかり目立っていてゴチャゴチャはしていないように感じました。厳然とした感じもありながら揺らぎを持ち合わせているポップミュージックです。来週も森は生きているのアルバムについて書きます。
1.昼下がりの夢 ★★★☆☆
2.雨上がりの通り ★★★☆☆
3.回想電車 ★★★☆☆
4.光の蠱惑 ★★★☆☆
5.断片 ★★★★☆
少しだけ雰囲気が異なる曲。気持ちの良い曲です。
6.ロンド ★★★★☆
細かい音の連なりが良いです。
7.日傘の蔭 ★★★★★
ノスタルジックでポエティック。好きですね。
8.帰り道 ★★★★☆
9.日々の泡沫 ★★★★★
風に乗った綿毛が当てのない旅を楽しんでいる、そんな感じ。
- アーティスト: 森は生きている
- 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2013/08/21
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (17件) を見る