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【CD感想】シー・ガット・ザ・ブルース / マイクロスター

マイクロスターが前作『マイクロスター』から8年経ってリリースした2ndアルバムで、さらに洗練された洒脱なポップが10曲。どの曲も聞いてて楽しい、すごいアルバム。今作は前作と比べて、大人の雰囲気がプラスされたという感じで、特に#9夜間飛行の完成度は抜群。殆どが打ち込みで作られていて、そのために無邪気ではなく、カッチリとした極上ポップ。名盤。歌詞カードも凝っていて、アルバムにマッチングしている。


1.Chocolate Baby ★★★★☆

1曲目はキラキラしたサウンドテイスト。華やかなシティポップ。


2.Tiny Spark ★★★★★

大人びた隙のないポップ。


3.月のパレス ★★★★☆

個人的にアルバムの雰囲気を一番表しているのがこの曲。オシャレなポップスに少し寂しさを混ぜたような曲。


4.友達になろう ★★★★☆

ミディアムナンバー。


5.My Baby ★★★☆☆

真ん中の曲順ということもあって、あまり印象には残っていない。


6.夕暮れガール ★★★★★

王道ポップス。


7.私たちは恋をする ★★★★☆

どことなく懐かしさの漂うミディアムテンポの曲。


8.She Got The Blues ★★★★★

タイトルチューン。ここまでの流れを締める秀逸な曲。


9.夜間飛行 ★★★★★

これはすごい。完全に成熟しきったリッチなオシャレポップ。ただ完成度の高さから、ちょっと機械的な部分があるのでそこは人を選ぶかもしれない。


10.おやすみ ★★★★★

ラストはノスタルジックな余韻を残すこの曲。


シー・ガット・ザ・ブルース

シー・ガット・ザ・ブルース